佐藤 丈(北杜市立泉小学校)・児島 史篤(㈱児島教育研究所)
「アドラー心理学を学んでから、世界が違って見えた」そういう経験を多くのアドレリアンが体験していると思います。私は小学校、児島さんは保育園という保育、教育の現場で子供たちとかかわりながら、日々実感しています。そのような「生」の体験を通してみると、アドラーの言う「共同体感覚」とはどのようなものなのか?「勇気づけ」や「課題の分担」はどうなのか?具体的に見えてくるものがあります。「アドラー心理学入門」とありますが、私たちが皆さんに「教える」のではなく、みなさんと対話する中で、一人一人がアドラー心理学に再入門できるようにしたいと考えています。どうぞ、ふるってご参加ください。
「アドラー心理学の基本前提:ライフスタイル論と勇気づけ」(ルームS)
アドラー心理学は、思想(態度)、理論、技法から成り立っています。技法は、「勇気づけ」でまとめられます。このWSでは、我々が「勇気づけ」られる理由を、アドラー心理学の「基本前提とライフスタイル」から考え、「勇気づけ」られる時の文脈や法則性を理解して、「勇気づけ」が可能になるようにチャレンジしてみようと思います。
青沼 眞弓(スクールアドラーサークル)・鈴木 義也(東洋学園大学)
共同体感覚が育つ健康な学級にするために、エンカレッジシートの理解と実際の実践方法を提案します。エンカレッジシートの理解に向けてのガイダンスはもとより、実際にどの場面で活用すれば良いか、また、エンカレッジシートの事前準備、事後の掲示などを具体的に説明していきます。また、実践のプロセスで教師がどのような役割をとればいいのかを明確にしていきます。