第2日目:学術大会

2024年3月3日(日)10:00~18:00

大会テーマ「私の好きなアドラー」

一般演題発表・自主シンポジウム|

10:00-12:00

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2F

3F
教室

フェニックスホール

1301  1302 1303

10:00~

10:30

 

 自主シンポジウム

「課題の分離・課題の分担」理論の現在とこれから

 

企画者・司会・シンポジスト:

久保田 将大(東京都石神井学園)

八巻 秀(駒澤大学・SYプラクティス)

シンポジスト:

富安 哲也(亀田総合病院臨床心理室)

水野 美津子(アドラーと仲間たちの会)

アドレリアン・カウンセリングにおけるNegative Capability概念の検討

 

浅井健史(明治大学)

 

 

10:30~

11:00

不妊治療現場におけるアドラー心理学

環境に働きかける「勇気づけ」の一考察

 

中村 彩(torch clinic 臨床心理士 公認心理師 生殖心理カウンセラー がん・生殖医療専門心理士)

「誰が何にどのように困っていて、どうなったらよいと思っているのかシート」の開発と活用

 

 

佐藤 丈(北杜市立小淵沢小学校)

11:00~

11:30

 

 

 

アドラー自身の夫婦関係がアドラー心理学理論に与えた影響についての一考察 ー結婚観に着目して

 

矢吹理恵(東京都市大学)

 八巻 秀(駒澤大学)

 

 

 

 

目的論の落とし穴にはまらないために

――関係性心理学としてのACAから目的論を再定位する――

 

〇吉田 光成(専修大学大学院)

 箕口 雅博(立教大学)

勇気づけと質問技法

 

日山敦生(緑システム研究所)

 

11:30~

12:00

日本人のスピリチュアル・タスクと神道的世界観

 

深沢孝之(心理臨床オフィス・ルーエ/山梨県立大学)

オープンダイアローグを通した共同体感覚の高まりについての質的研究

 

飯村 周平(駒澤大学大学院人文科学研究科)

 八巻 秀(駒澤大学・SYプラクティス)

教室|2F フェニックスホール

総 会 | 12 : 00~

  • 年に一度、会員が集まって学会の運営や方針について報告と審議を行う学会としての全体会議の場です。
  • 会員限定なので会員以外の方は退出願います。

 

昼休み|総会終了後~14:00

  • 総会終了後に昼休みとなります。
  • 当日、大学内の学食は営業していません。お弁当の販売はありません。
  • 飲み物の自販機はあります。
  • 日曜日のため近辺は閉店している店が多いです。紙面によるランチマップは用意します。
  • 会場内で飲食はできます。
  • こぼした食べ物やコーヒーなどの染みが絨毯についてしまった場合は応分の清掃費を請求します。
  • こぼれやすいカップでなくペットボトル形態の飲料をお勧めします。

教室|2F フェニックスホール

大会長学術講演 | 14:00~14:30

「アドラーの世界観」 〜自由エネルギー原理との関連において〜

  • 「アドラーの世界観」という題だが、正確には「アドラー心理学の世界観」についてである。
  • 現代の心理学は専門性に特化し、細分化した学問領域が林立し、互いに知らないマンションの一室のようなタコツボに埋没している。やればやるほど細かな専門性に分割していき、世界という大きく曖昧なものは視野に入らなくなってくる。(全体を扱う学問は別だが)
  • そこにおいては自分の専門分野には詳しくても、それ以外の分野については無知に等しく、諸分野の総合的関連性については手探りになってしまいがちである。
  • しかし、アドラー心理学には分割できない全体性という概念が存在している。それはアドラー心理学ならではの全体的・総合的視野である。
  • この全体性があるからこそ、アドラー心理学は「all in one」として多様な分野で機能する汎用性を持てるのである。つまり、これは専門外だからわからないというのではなく、知らない分野でも考えていくことができる視点をアドラー心理学はもっている。
  • このような全体性的視座において重要なのが「世界観」である。
  • 臨床においても臨床家としての世界観(臨床観、治療観、臨床的世界観、臨床思想)がある。技法や理論を包括、もしくは超越して、ライフスタイルならぬ臨床スタイルという世界観がある。同様に心理学者にも研究者としての世界観がある。
  • 人は内的外的な時空にライフスタイルと呼応して位置づけや意味づけをしながら世界観を描いていくと考えられる。共同体感覚はそのような世界観に資するものである。
  • ところで、近年登場した自由エネルギー原理は、あらゆる脳の神経学や心理学や医学の理論を統一的に説明しようとする果敢なものである。
  • この自由エネルギー原理の唱える世界観とアドラー心理学の描く世界観を通底させることを狙いながら論じていきたい。

教室|2F フェニックスホール

シンポジウム|14:30~16:30

テーマ:「日本のアドラー 」

  • 日本のアドラー心理学史のシンポジウムです。日本のアドラー心理学が公の場で自らの軌跡を振り返るのはおそらく初めてではないでしょうか。
  • 日本ではアドラー心理学がどのように輸入され展開していったのか。私たちの知らない初期の局面を知るシンポジストをお招きし、それぞれの方にとってアドラー心理学とは何だったのか、どうなっていったのかという歴史を辿ります。
  • 歴史を踏まえて、今後の発展のための展望も得られることを期待しています。

シンポジスト:

  • 古田富子(ファミリーカウンセリングルーム)

 1981年株式会社グループダイナミックス研究所に勤務の傍らユング心理学を学ぶ。
勤務先でアメリカから帰国された野田俊作先生に出会い、アドラー心理学を知る。
 1983年有限会社アドラーギルド創立に関わり、マネージャー役を担いアドラー心理学を学ぶ。スマイルリーダー、アップルリーダー、シニアカウンセラー等、認定資格を得て、1987年独立しニュライフセンター設立、その後2018年神戸にファミリーカウンセリングルーム開設現在に至る。

 

 アドラー心理学ベーシック講座、アドラー心理学カウンセリング講座、エルム講座(ヒューマンギルド共催)個人カウンセリングの他アドラー心理学を軸として夫婦関係「プライム」、思春期の子ども達の付き合い方「コンブリオ」孫との付き合い方「FE」等のセミナーを開催している。

 

 共著「効果的な家族コミュニケーション」1999年9月古田富子、星順子他 ジェイトラスト自主出版
 共著「わくわく子育て」2000年8月古田富子、田中瑞枝他 ジェイトラスト自主出版
 1990年大阪医療秘書福祉専門学校非常勤講師

 

  • 岩井俊憲(有限会社ヒューマン・ギルド) 

 1983年のアドラー心理学の黎明期から今日まで日本のアドラー心理学の歴史を見据えてきた立場から、アドラー心理学の展開、危機、ムーブメントなどについて当事者として、時に傍観者としての立場で感じたことを、スライドを使いながら可能な限り伝えたいです。それは同時に、今後のアドラー心理学の展開においても参考になると思い立ったからです。  


【プロフィール】
 1947年栃木県生まれ。早稲田大学商学部卒業。1983年4月から有限会社 ヒューマン・ギルド 代表取締役。アドラー心理学カウンセリング指導者。元日本アドラー心理学会理事(事務局長)
 函館大学・青森公立大学・複数の看護学校の講師を歴任。2021年4月から2023年3月までハリウッド大学院大学客員教授。2016年早稲田大学エクステンションセンター講師。
 企業・自治体を対象にした研修や講演を行うほか、カウンセリングに従事。中小企業診断士の資格を有する。
 著書は『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)、『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房)から最新著の『超訳 アドラーの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)まで67冊に達する。

 

  • 司会:深沢孝之(山梨県立大学・臨床心理オフィス・ルーエ)


アドラーカフェ(テーブル別の対話&懇親)|16:30~18:00

  • アドラーは研究室に籠るのではなく、ウィーンのカフェ・ツェントラルにたむろして談話しながら研究を深めていたと聞きます。堅苦しいものではなく、民主的に自由に発言と対話がなされる場であったのかもしれません。
  • アドラーの対話形態に倣って、小テーブルごとに分かれて談義していただきたいと思います。
  • テーブルは中心人物や中心テーマ別にいくつか用意し、バーテンダーさながらにテーブルマスターを置きます。
  • お好きなテーブルに集ってください。
  • 終わったばかりのシンポジウムに登壇された先生、午前中の発表者、昨日の研修会の講師、そして本学会の面々がテーブルにつかれます。
  • 学会というと一方的に聞くだけで、なかなか対話する機会がないのですが、アドラーカフェではテーブルを囲んでお互いが自由に話す機会を設けます。当日の状況で新たなテーブルが出現するかもしれません。
  • テーブルごとの事前予約や定員制限はなく、どのテーブルにつくかはその時の流れに任せてください。
  • アドラーマーケットと同様の新しい参加型の企画ですのでお楽しみに。
  • このアドラーカフェをもって、第4回大会は幕を閉じます。